2022年12月31日土曜日

キタサンモデル21 近況報告@ 山野ステーブル 2022.12.31

◆山野ステーブルコメント

キタサンモデル21は、普段、マシーン運動50分、屋内走路、坂路を併用して速歩1000m、駆歩2400mを20~25秒ペースで調教しています。
飼い葉食いは変わらず食欲旺盛で良く食べてくれます。

前進気勢も出てきて、縦列、併走と走りが安定してきました。
この調子で馬の状態を確認しながら進めて行きます。

本日測尺しました。
体高:156㎝、胸囲:178.7㎝、管囲:19.2㎝、体重:440㎏でした。

今年はお世話になりました。
よいお年をお迎えください。



2022年12月22日木曜日

キタサンモデル21 近況報告@ 山野ステーブル 2022.12.22

◆事務局から

キタサンモデル21の育成状況の確認をするため、
12/19・21日に山野ステーブルをお邪魔してきました。
あいにく、寒波の影響で、極寒かつ残雪と地面の氷結で、馬にも人にも大変な環境下でした。

キタサンモデル21の前回訪問時の調教はロンギ場での周回による乗り慣らしが主でしたが、今回は順調に進んでいて、前回の訪問時から3週間が経過しただけでしたが馬場に出ての乗り運動を行っていました。

12/19日は、WMを行い、次に700m屋根付き馬場でダグ1周後、キャンターを縦列で3周を行っていました。速度は大体22秒くらいのところでした。そこから坂路に移動して縦列で23秒程度のところを1本駆け上がってました。
最後にゲートに慣らすため、扉のないゲートを通すことと、立ち止まることを僚馬と共に行っていました。

12/21日は、WMから700m馬場でキャンターを併せで3周、21秒程度を乗り込み、
坂路を併せで21から22秒のところを駆け上がっていました。
最後に扉のないゲートを通すことと、立ち止まることを僚馬と共に行っていました。

キタサンモデル21は、前回訪問時は馬添えが良くなく、走り方もまだ理解出来ていませんでしたが、その点は解消されていて、リードホースの役割を担っていた僚馬より、人が近くにいても物見をして慌てることもなく、しっかり集中して走っていました。

そのため、頭を上げた走りはしないし、横に跳ぶ様な仕草もしませんでした。

この仔は、教えた分しっかり理解して納得するのに時間のかからない頭の良さがあるのだと思います。

また、併せで走ると先に行こうとする気の強さを持ち合わせています。
この性格から、今後も訓練に付いていければ、先行グループに追いつくのに時間はかからないと山野代表も話していました。

山野代表は、育成に対するポリシーとして、育成公社の屋根付き馬場や屋根付き坂路では、道幅やコース形態から、ピッチを上げた育成は怪我のリスクの方が大きく、窮屈なフォームを覚えてしまうと考えているため、冬が過ぎて、屋外馬場や屋外坂路を使えるようになるまでは、17-18秒程度の走りを丹念に繰り返し行い、全身を使ったフォームを見に付けさせることに重点を置いて進めて行きたいと話していました。

また、スピードは持って生まれた能力であり、それを引き出すためには心肺機能を鍛えることが重要であり、そのための準備として基礎体力と全身を使ったフォームを見に付けさせることを繰り返し行っている。
と話していました。

また、「馬の集団との接触や人との接触に関して、馬の様子を見ながらこなしていけると判断しながら育成公社の馬達と一緒に調教を進めて行きたいと考えています。」
とのことでした。

キタサンモデル21の訓練は徐々に度合いを高めていますので、体重は439㎏とほっそり写りましたが、一旦細くなってから筋肉が付き体重が増えてきますので、気にはしてしていないです。また、食欲は旺盛な仔で、残したことはありませんとのことでした。

11/30現在:測尺
体重:439㎏ 体高:156㎝ 胸囲:176.5㎝ 管囲:19.2㎝


◆これから調教!







◆700m屋根付き馬場へ














◆坂路










◆ゲート












◆調教後のキタサンモデル21
















2022年12月2日金曜日

キタサンモデル21 近況報告@ 山野ステーブル 2022.12.2

◆山野ステーブルコメント

キタサンモデル21は、ロンギ場の小さいところで回していましたが、
今日からロンギ場の外回りコースをリードホースと一緒に乗り込んでいます。
まだ乗り込み不足のため、これからといった感じですが、明日から700m馬場に連れて行き乗り込みを開始する予定です。

乗り味は、柔らかくて素質はあると感じています。
また馬の恰好も良く、期待できるのではないかと思いますので、しっかりと乗り込みを続けて行きます。

実は、セリ前の時から期待しておりましたので、頑張って育成しておりました。
引き続きよろしくお願い致します。





















これから調教













2022年11月19日土曜日

キタサンモデル21 近況報告@ 山野ステーブル 2022.11.14

◆山野ステーブルコメント

キタサンモデル21は、背中の感じはしっかりしていていい感じです。
鞍付けから乗り運動を始めるまでに10日間で出来ていいるように、気の強さはありますが、真面目な性格をしていて、育成は前向きに取り組んでくれます。

乗り味は、背中の感じからも悪くないですし、走り方からもいいです。
体重は、445㎏と大きくなっていましたが、乗り運動を始めていますので、脂肪が取れて見た目からは絞れて少し細い馬体です。
今後の成長も十分期待できます。
よろしくお願いします。





★11/15撮影






キタサンモデル21 近況報告@ 山野ステーブル 2022.11.9

◆山野ステーブルコメント

キタサンモデル21は、人には慣れているので、基本扱いやすいのですが、気性的にきついところを見せる場合があり、鼻を鳴らす時があり芯の強さを感じます。

最近は、体重は変わらないのですが、成長してきたように感じ、中身が詰まってきています。
馬の感触は良い感じです。


★10/19時点の歩様です










2022年11月17日木曜日

2023年度デビュー予定 1歳募集馬 キタサンモデル21の募集をいよいよ開始いたします!

募集要領

馬名:キタサンモデル21

父:ストロングリターン

母:キタサンモデル

母父:キングヘイロー

性別:牝馬

毛色:黒鹿毛


生年月日:2021年5月11日

測尺(11/14現在) 体重:443㎏ 体高:156cm 胸囲:177cm 管囲:19.2cm

預託先:大井競馬場 荒井厩舎

育成:山野ステーブル (北海道 新冠 日高軽種馬共同育成公社内)

預託料:28万円程度


募集価格:400万円 (消費税込み440万円) 1口:20万円(消費税込み22万円)

募集期間:2022年11月17日から入厩前まで

(※満口になった場合は早めに終了いたします)

維持費発生:2023年1月1日から

2022年12月分までの預託料、及び能力試験合格までの※競走馬保険料はクラブ負担

※本年12月31日までに本馬が競走馬になれないと判断した場合は、募集価格を全額返還します。2023年1月1日からは競走馬(育成馬)保険に当クラブが加入しますので保険金の適用を受けた場合は募集価格を全額返還します。


■事務局からのコメント

キタサンモデル21は、全体的に馬の恰好が良く、筋肉が柔らかそうで、背中の感じも好感が持てました。

歩様は前の出がスムーズで、手先の軽い馬です。

気性はピリッとしたところがあります。

人間の指示に従い、しっかりと立っていられるように人間に慣れていて、これからの育成ではアピールポイントとなります。

デビューは夏前頃になると考えています。

オータムセール時のサイズは体重:430㎏ 体高:155cm 胸囲:174cm 管囲:19.2cm

遅生まれでもあり牝馬としては標準ザイズです。デポジトリーは、問題ありません。


■山野ステーブルコメント

キタサンモデル21は、弟の山野牧場で生産されたので、幼いころから見ていました。

この仔は、気性的にはきついところはありますが、馴致を始めて1週間程度で跨ることが出来たように、人には慣れています。跨った背中の感じは、しっかりしていて好感触です。

最近は、体も一回り大きくなり、中身もしっかりしてきた感じがします。

このまま成長すれば、競馬は450㎏以上でデビューさせられそうです。

現在(11/11)はロンギ場での調教を行っております。


※撮影は、11/19 山野ステーブルにて